つわりと妊娠悪阻はどう違う?

妊婦さんなら妊娠悪阻(にんしんおそ)という言葉を知っている人は多いのではないでしょうか。つわりによる吐き気がひどくなってしまった場合を言い、放っておくとお母さんの体だけではなく赤ちゃんの成長にも支障をきたします。

ですがどこまでがつわりで、どんな状態が妊娠悪阻になるのかが曖昧で、吐き気がひどくても病院に行くのをためらってしまうという人も中にはいると思います。

症状がひどくなる前に受診できるよう、つわりと妊娠悪阻の違いをよく知っておきましょう。

つわりの症状

つわりが起こる状況や症状は人それぞれですが、主に胸のムカつきや吐き気が見られます。我慢できる程度、あるいは水分や食べ物を摂取することで症状が和らぐものは通常のつわりであると言えます。

この場合は徐々に症状も軽くなっていくので心配はいりません。赤ちゃんへの影響もなく、治療の必要もないと言えます。

妊娠悪阻の症状

つわりはある程度食事ができ自分で改善できるのに対して、妊娠悪阻は一日中嘔吐してしまいほとんど食事ができない状態が続くことを言います。また水も飲めなくなり、目まいや倦怠感、口の渇きなどの脱水症状を引き起こす場合もあります。トイレの回数が減るのも脱水症状の特徴です。

この場合はできるだけ早く病院を受診し、点滴などで水分や栄養を補給する必要があります。

体重の減り方に注意!

つわりか妊娠悪阻か判断するのに一番分かりやすいのが体重の減り方です。通常のつわりで2~3kg程度の体重減少は問題ないとされていますが、嘔吐の回数が多く短期間で5kg以上減ってしまった場合は妊娠悪阻の可能性があります。

ただし体重がそこまで減っていない場合でも脱水症状や嘔吐で日常生活に支障が出てしまう場合には、我慢せず病院で適切な治療をしてもらうようにしましょう。

病院では検査でケトン体の確認をおこない適切な治療を行ってくれます。

悪化する前に受診を!

妊娠中は定期的に検診を受けると思いますが、もしその前に気になる症状があれば検診を待たずに受診するようにしましょう。吐き気は赤ちゃんが順調に成長している証拠でもあり、決して悪いことではありませんが、ひどくなるまで我慢していると妊娠の継続が難しくなることも考えられます。

つわり時期はつらく余裕がなくなりがちですが、自分の症状がつわりなのか妊娠悪阻なのか、体調や体重を冷静にチェックして対処していきましょう。

またパートナーや周りの人も妊婦さんの症状をしっかり把握してサポートしてあげてくださいね。

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